『クレヨンしんちゃん 白とすすの町』がCrunchyroll Game Vaultを通じてAndroid版をリリースしました。このほのぼのした日常アドベンチャーは、2024年2月に日本でNintendo Switch版が発売され、同年10月に全球向けSwitch版とPC版が登場しました。ついにモバイルゲーマーもこの心温まる体験を楽しめるようになりました。
懐かしのアニメの旅を提供する『クレヨンしんちゃん 白とすすの町』
物語は、ひろしが地元近くで仕事を得たことをきっかけに、野原一家が静かな秋田県の村へ引っ越すところから始まります。伝統的な日本家屋で暮らし始めた一家は、のんびりとした田舎生活に馴染んでいきます。
プレイヤーは幼いしんのすけ(通称しんちゃん)となり、祖父・銀の介とともに田舎の楽しみを発見していきます。秋田の川で魚釣りをしたり、森で虫捕りをしたり、祖母から農作業を教わったりと、本格的な田舎暮らしを体験できます。
しかし、一家の飼い犬・シロが謎の煤だらけで突然現れ、走り去ったことで冒険が本格化します。しんちゃんが追いかける先にあったのは、これまで見たこともない不思議な列車。その列車は彼を謎に包まれた「すすの町」へと運んでいきます。
昭和の面影を残す「すすの町」
この奇妙な町は日本の昭和時代で時が止まったかのようで、活気あふれる労働者たちやレトロな造りが特徴です。穏やかな田舎とは対照的に、すすの町には賑やかな児童公園、昔ながらの食堂、様々なお店やアパートが並んでいます。これらの場所の一部はインタラクティブ要素があり、他は雰囲気づくりを担っています。
ここでしんちゃんは、町の人々の生活を改善する実験の材料集めをしている若き発明家・ゆりと出会います。しかし彼女の取り組みは、兄のチャックが提唱する「無駄ゼロシステム」に阻まれます。このシステムは問題解決どころか新たな問題を生んでいます。プレイヤーはゆりを助け、すすの町の調和を取り戻さなければなりません。
しんちゃんとともに育った世代のファンにとって、このモバイル版は懐かしい記憶を呼び起こす旅となるでしょう。現在、Google PlayストアでCrunchyroll Vaultの加入者向けに配信中です。
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