『Palworld』×『Terraria』のコラボアップデートが遂に到着!釣りシステムやサルベージシステム、拡張された拠点、パルとプレイヤーの信頼メカニズムなどが追加され、昨年の早期アクセス開始以来最大規模のパッチとなりました
バージョン0.6.0では、Re-Logicの人気サンドボックスゲーム『Terraria』との特別コラボを実装。『Terraria』の敵が出現する新ダンジョンで素材を集め、『Terraria』テーマの限定装備をクラフトできるようになります。『Terraria』の強敵ムーンロードもレイドボスとして登場します
『Terraria』コンテンツ以外にも、今回の大型アップデートでは多数のゲームプレイ改善が施されています。PS5プレイヤー向けに専用サーバーを導入、全プラットフォームで釣りシステム・サルベージシステム・3つの新バイオーム島の追加、パルの信頼度によるステータス強化、レベルキャップの拡張(60→65)などが実装されました
開発元Pocketpairは、任天堂とポケモンカンパニーを相手取った特許権訴訟の最中も『Palworld』の大規模アップデートを継続中です。先月のパッチでは訴訟に関連する修正が含まれたと報じられ、コミュニティMOD開発者が代替ソリューションを制作する事態となりました
今年初めにSteam(30ドル)とGame Passでリリースされた『Palworld』は販売本数・同時接続者数の記録を更新。スタジオ代表の溝部拓郎氏は、想定外の成功による利益管理の困難さを明かしています。そんな中、Pocketpairはソニーとの提携で「Palworld Entertainment」を設立しフランチャイズ拡張を推進、PS5対応を実現させました
リリース後に囁かれた『Palworld』のクリーチャーと『ポケモン』のデザイン類似問題で、任天堂は著作権ではなく特許権訴訟を選択。両社はそれぞれ約32,846ドル(約500万円)の損害賠償と販売差し止め可能性を求めています
3月のGame Developers Conferenceでは、PocketpairコミュニケーションディレクターJohn "Bucky" Buckley氏が「コミュニティマネジメントサミット:Palworldのジェットコースター - 急降下を生き残る」と題した講演で、AI生成アセット疑惑(後に否定)やモデル複製問題について言及。任天堂の特許訴訟については驚きを示しました
Palworld: Tides of Terraria Update 0.6.0 主な内容
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『Terraria』コラボコンテンツ
- 『Terraria』テーマの新ダンジョン(敵キャラ出現)
- 『Terraria』武器6種・防具セット7種追加
- レイドボス「ムーンロード」実装
新要素
- PS5専用サーバー導入
- 釣りシステム(餌のクラフト可能)
- 水上移動パルを使用した海洋サルベージ
- トロピカルアイランド・アイスバーグ島・難破船島の3バイオーム追加
- 防御AIを備えたダイナミックなファクションベース
- NPCミッション付き拡張拠点システム
- パルの信頼度によるステータス向上システム
- プレイヤーレベル上限65に拡張
QoL改善
- 一括収納機能
- 拡張パル管理オプション
- 敵識別マーカーの更新
- パフォーマンス最適化修正
バランス調整
- 乗用パルの速度・スタミナ調整
- スキルクールダウン変更
- 難易度スケーリングの改良
- 作業適性値の強化改善