コデマスターズは、『EA Sports WRC 2023』のさらなる拡張コンテンツはなく、開発チームがこのタイトルにおいて「一つの節目に到達した」ことを発表した。このニュースは、同社が「将来のラリーゲームの開発計画を一時停止する」決定と連動している。
英国のレースゲーム開発のベテランスタジオがこの発表をEA.comで行った。
「WRCとの提携は、コデマスターズの長いオフロードレースゲームの歴史の中でも重要なマイルストーンであり、その道程には『コリン・マクレー ラリー』や『ダート』といった象徴的なタイトルが含まれています」とスタジオは述べた。「私たちはラリーファンのための中心的なコミュニティとなることを目指し、常に限界を押し上げ、限界までドライブする強烈なスリルをとらえるよう努めてきました。非常に熟練したレースゲームデベロッパーを集め、このスポーツのレジェンドたちと協力し、ラリーに対する情熱を共有してきました。」
世界ラリー選手権(WRC)側はこのニュースに対しソーシャルメディアで声明を発表し、「WRCゲームシリーズは大胆な新たな方向へ進みつつあり、さらなる発表が間もなく行われる見込みだ」と概括的なコメントを述べている。
モータースポーツ愛好家にとっては、EAがコデマスターズのラリーゲーム開発を停止する決定は、特に2020年にEAがこの有名な英国のレースゲームスタジオを買収したことを踏まえると、大きな打撃となるだろう。
この発表は、EAにおいて300名以上、リスポーン・エンターテインメントでは約100名を含むレイオフの報告が出ている最中に行われた。
コデマスターズは、1998年の伝説的作品『コリン・マクレー ラリー』以来、約30年にわたりラリーゲームの先駆者であり続けてきた。この画期的なラリーシミュレーションは、その後多くの賞賛を浴びたレースゲームシリーズの礎となった。コリン・マクレー氏が2007年に亡くなった後、シリーズは『ダート』へと名称を変更した。2009年の『ダート2』(欧州などPAL地域では『コリン・マクレー:ダート2』)はシリーズの転換点となり、後には2015年の『ダート ラリー』によってハードコアなシミュレーションへと進化を遂げた。
『EA Sports WRC 2023』は、2002年の『コリン・マクレー ラリー3』以来、コデマスターズが公式WRCライセンスを付与された初のラリーゲームであった。IGNのレビューでは、『EA Sports WRC』がクラス最高峰のドライビング体験を持つ『ダート ラリー2.0』の要素を、公式ライセンスによる世界ラリー選手権の舞台にいかに統合したかが強調された。レビューでは、その技術的な欠陥が「磨きが足りない外殻に閉じ込められた素晴らしいレースゲーム」の足かせとなっていると評された。後にスクリーン・ティアリング問題に対処するアップデートがリリースされている。